登記先例・通達とは?【司法書士解説】
相続登記など、不動産登記(名義変更)を行うときに「登記先例」「通達」ということばが出てくることがあります。今回は、この「登記先例」「通達」がどのようなものかという基礎知識について、司法書士が解説します。 「登記先例」や「通達」は、相続登記など不動産登記を進めるときに知っておかなければならず、先例とは異なる登記申請をしてしまうと、登記申請を却下されるというデメリットを受けてしまうおそれもあります。 実務上、登記先例や通達に反する登記は、法務局(登記所)に申請した時点で、申請を取り下げるよう指示されるケースが ...